ブログ Blog

2022/06/02 13:24

★「ローズ・クォーツ」水彩画(5月の絵)


★「楽園の子どもたち」水彩画(6月の絵)

★★★カレンダーは夏へ★★★

ちょっと飛びましたが、5月のカレンダーに使った「ローズクォーツ」。
そして6月の絵「楽園の子どもたち」です。
両方とも、デパートの展覧会に出していたものと記憶しています。
今は売却してわたしの手元にはありませんが、きっと愛好してくださる方のおうちで、生き生き輝いてくれているものと信じています。
(カレンダーに使った絵は、ネットショップの「カレンダー」というカテゴリーから、2021年版と2022年版の全ての絵柄をもう少し大きな画像で見ることが出来ます)

ローズクォーツは、鉱石の名の「ばら水晶」「ばら雲母」からきていて、透き通ったやさしい世界への入り口、のイメージです。
前にも書いた?かもしれませんが、長野まゆみさんという作家さんの小説に、やたら鉱石の名前が出てきて、一時、ハマりました。
確か「ばら雲母の街で」という絵も描いたのかな。
きついピンクでなく、ひたすら純粋な淡いピンクが好きです。

楽園の子どもたちは、さくらんぼの茂みの緑と実の赤のコントラストが好きで、似たテーマで何枚も何枚も描きました。
今後も飽きることはないでしょう(笑)。
春から夏へ向かっていく、一番輝かしい季節、五月が好きな人は日本で多いそうです。
そこから梅雨に入ってちょっと湿っぽく「あ~雨か~」なんて、マイナー気分になるのですが、日本の四季の移ろいってほんとによく出来てるな~と感心してしまいます。
厳しい冬のあいだに蓄えたパワーが、春には開花していって、また雨が滋養をもたらして、夏に一気にバクハツする?
潮が引くように夏が退却していって、いつの間にか秋の虫がリリリと鳴き出して、また少しメランコリックになる。
夏花火の賑わいもなくなって、寂しいはずの秋の夜ですが、気がつけば大きな月が輝き、やがて豊かな赤い山々に感嘆する。
そしてやがて山も白い帽子をかぶり、少し身の引き締まる年の瀬を迎え。。。
この変化がけっこう顕著でめまぐるしく、季節はいっときも休むことなくうつろっていく。
昨日と同じ今日が無い。日々の変化を、楽しみたいと思います。

地球温暖化が進んで「日本はもう亜熱帯と考えて」なんて言われ始めていますが、どうするんでしょうね?
いつかは春も梅雨も紅葉もなくなって、雨季と乾季の二つしかない!なんてことになるのかな★