★★★夏の個展は中止となりました★★★

お知らせが遅れてしまいましたが、７月に大阪梅田の「ギャラリー４匹の猫」さんで予定していた展覧会は、中止となりました。

中止理由は

①ギャラリーさんの展覧会スケジュール混乱

②同時開催の作家さんからの中止要望

となります。少し解説させてもらいますと。

①は、昨年２０２０年度の展覧会スケジュールのほとんどが、コロナ禍が原因で「延期・中止」となりました。

そのため「２０２０年に開催するはずだった展覧会」が、今年２０２１年にずれこみ、調整がつかなくなった。

２０２１年も、もともとギッシリ予定が詰まっていたわけで、そこにどう「ずれこんだ展覧会」を組み込むのか。

「日程を組む」見通しが全く立たなくなりました。

ギャラリーオーナーに説明を受けたのですが、これは致し方ありません。

中止が決まったのは「再度の緊急事態宣言」が発令される直前で、ちょうど全国の感染者数が急上昇した頃でした。

ギャラリー４匹の猫さんは、梅田の一等地にあり、人気のスポットなので、常に展覧会予定が詰まっています。

なので、ひとつの展覧会が変更になるだけでも調整が大変なのに、全てのイベントがそうなったのですからなおさらです。

そして今もまた、「やれるのかやれないのか不明」。オリンピックと同じ状態となってしまいました。

作家はみんな、先の展覧会から逆算して制作スケジュールを組むので、「今月この週が空いたからやってよ」というわけに行きません。

先行き不明なまま制作は続けられず、それだったらもう「今はやめておこう」となりました。

②は、私と同時開催として木版画の大西靖子さんの個展がギャラリー二階で開かれる予定でしたが、大西さんからコロナの危険性を鑑み、「展覧会は無理」とお申し出がありました。

大西さんは九州は天草で制作されてて、確かに大阪へ個展でやってこられることの危険性は、十分理解できます。

かなりご高齢の方なので、天草へ帰れなくなっては大変なので、お申し出を尊重することになりました。

以上の理由で、個展はいったん白紙となりましたが、今のワクチン状況と世の中の動向を見ながら、出来れば年末にでも違うところで展覧会ができればいいな。。。と思っています。

開催するからには、多くの方に「心おきなく」楽しんで頂きたい。

でも今は「検温・消毒」必須で、マスク越しにおしゃべりすらはばかられて、それで展覧会ってアリなんだろうか。

「来てくださいね」と大声で言えないのが、とてもつらいです。

緊急事態宣言解除になっても、コロナ前のようにはいきませんから。

どういう形にすればいいのか、ちょっともう一度、考えてみます。

私は展覧会で実際に、「ナマ」の絵を見てもらうことが、とても大事だと考えていて、展覧会があってのこのネットショップだと思うのですが、でも実際にイベントで人が沢山集ってるのを見ると「あー。駄目なんじゃない？」と拒否反応になってしまう。

でもイベントって「人に来てもらってナンボ」ですもんね。矛盾で苦しんでます。

その代わりといってはなんですが、前に少しお話しました「アイギャラリー」の新しいビルのオープニング展に、１枚だけですが出品参加します。心斎橋で４月１０日から～となります。

もうすぐ案内状が出来上がってくると思いますので、また再度お知らせさせてください★