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2019/05/11 15:54

↑いちご狩りに行った時のお写真。
ハウスの中なんで、イチゴが「煮えたイチゴ」状態になってて、自分もサウナ風呂に入ってるみたい。
つくづくと「イチゴは冷たくないとおいしくない」思いました。。。


★★★ひたすら甘い「いちご物語」★★★

むかしむか~し「小さな恋のメロディ」というという映画がありました~。
私の世代以上の方なら観てるはず(笑)。
まだローティーンの…11、12歳ぐらい?の男の子と女の子が、恋の大冒険をしていくお話ですね。
確かイギリスが舞台だったのか。主演のトレイシー・ハイドとマーク・レスターが日本でどえらい人気になって、映画も大ヒットしました。金髪の甘いマスクのマーク・レスターは、今でいうと宇野昌麿的な美少年でしたね(笑)。

「いちご物語」は、あるお客さんに「うちは子供が小さい女の子なので、部屋に飾るピンクか赤系の絵が欲しい」というお話をされて、何かないかな~と考えてまして。
この絵と対(つい)になる「クローバーの窓」という版画を先に作り、それが「緑系」だったので、こっちの絵は「ひたすら甘い」イメージにしようと思いました。
甘い。。。いちごにかけるミルク(昔は“練乳”でしたが今は“コンデンスミルク”呼びだろうか)のトロリ~としたイメージで。
そして「Boy meets Girl」…小さな男の子と女の子の恋するお話でいこう。
はい。「小さな恋のメロディ」ですね。

小さいお子さんでもわかるような、単純な絵柄にしました。ギターを弾くちょうちょや、犬も猫も隠れてる。
あまり大人は気付きませんが、子供って、絵の細部までよ~く見てるんです。
そして「あ!ここに虫がいるよ!」とか「うさぎが隠れてるよ!」とか、「超こまかい発見」が得意なんです。
ウォーリーを探せ!的な、ね。
何も考えず、甘いものを食べてる時のように、ひたすら「フワーッ」とした感覚で楽しんでもらえたらいいな、と思います。

「小さな恋のメロディ」は、最後が、二人で廃線のトロッコを漕いで、追手(校長先生だったかな)から逃れる?シーンでしたね。
子供同士で結婚式を挙げて、楽しいさわやかな名作映画でした。
今、こういう映画ぜんぜん無いな~★